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琴勇輝「ホウ!」を止める?

ホウ!は琴勇輝関のルーティーンですが、
何と2016年夏場所から止めるという話が出ています。

代名詞であっただけにとても残念です。

関取が序二段のころから慣れしたんだ、
ある意味戦友ともいえる動作であっただけに、
個人的には衝撃が大きいです。

何故止めてしまうのでしょうか。

背景と私個人の見解も踏まえて、
この「ホウ!」問題について記載したいと思います。


ホウ!を止めることについて



琴勇輝関は、2016年5月4日に「ホウ!」を夏場所からやめると、
明言しています。

きっかけは、4月26日の力士会での注意喚起であったようです。
土俵上の所作の乱れに対して、審判部から力士に対して指導が入ったようで、
「ホウ!」に対する指摘も、その際幹部の一人から為されたようなのです。


この「ホウ!問題」ですが、実は1年前も起きていました。

2015年に当時前頭12枚目であった琴勇輝関は横綱白鵬に雄たけびに対して、
注意を受けています。

横綱といえば相撲界のトップです。
相撲界は年功序列ではなく、番付けが上か下かで立場が変わる実力社会です。

その頂点に立つ横綱、しかも優勝36回の大横綱白鵬の注意喚起に対しても、 琴勇輝関はホウ!と叫ぶことを止めませんでした。

当時は自分のルーティーンを優先したのでしょう。
普通であれば、現場のトップである白鵬に注意を受ければ、
ビビッて従ってしまうものだと思います。

しかし、自分の信念を曲げず、雄たけびを続けていました。
ハートの強さが伝わるエピソードだと思います。


それがここにきて、審判部からの注意を受け入れたのは何故なのでしょうか。

私は琴勇輝関の出世と関係していると思います。


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琴勇輝関の考え



今回の「ホウ!」を止めることに関してですが、
私は関取の出世が強く関係していると思います。

先場所の大勝(12勝)で番付は初の関脇となりました。
小結を飛ばしての昇進なので、大出世です。

平幕から関脇という役力士になります。

この関脇という地位は、師匠の佐渡ヶ嶽親方(元琴の若)の
最高位番付でもあります。

琴勇輝関は師匠をとても信頼していると聞きます。

その師匠がやっとの思いで到達した地位ですから、
とても重みのある番付と考えているのではないでしょうか。


琴勇輝関は、「切符のいい相撲をみてほしい」とコメントしています。
そして「言われたことを受け止める姿勢が大事」とも言っています。

平幕12枚目の時は、自分の事だけを考えていたと思いますが、
昇進もしたことで、大人になったのだと思いますね。

上を目指す下の力士たちを意識してのコメントに見えます。

模範となろうとする姿勢が見て取れます。

地位が人を育てると言いますが、まさにそんな感じなのでしょう。


いい相撲をとって、
取り組みでお客様に喜んでもらうのが一番です。

ホウ!を封印してしまうのは確かに残念ですが、
コメントにもあるように、相撲で魅せてほしいですね。

関脇が強い場所は盛り上がると言います。

今日からまた荒々しい相撲で、関脇らしい相撲を取って欲しいです!

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