SSブログ

琴勇輝のホウ!とは?


琴勇輝関といえば、その代名詞に「ホウ!」があります。
ホウ!とは何のことでしょうか。

ホウ!はご存知の方も多いと思いますが、
立ち合い前の仕切り中に行われる、琴勇輝関のルーティーンの事です。

時間いっぱいを迎えるにあたり、
大相撲ではよく力士毎に特徴のある動作をすることがあります。


有名なところでいえば、元高見盛の振分親方の「ロボコップ」があります。
気の小さい高見盛が気合を入れるための動作なのですが、
いつしかユニークなパフォーマンスとしてファンの間に定着しました。
*本人は本気でやっていますが


同じ佐渡ケ嶽部屋で言えば、
兄弟子の大関琴奨菊の「琴バウアー」も有名です。

こちらも昔からやっていた、仕切り前のルーティーンの一つでしたが、
琴奨菊関の快進撃とともに一躍有名になりました。
ちなみに琴奨菊関は沢山のルーティーンを持っているそうです。


琴勇輝関もそんな兄弟子の琴奨菊関の影響を受けてか、
ルーティーンの一つとして「ホウ」を入れています。

それでは、何のために「ホウ」を入れているのでしょうか。



琴勇輝関ホウの理由




琴勇輝関の相撲は、突き押し相撲です。
相撲は立ち合いの当たりがとても重要と言われています。

中でも突き押し相撲では、
立ち合いの当たりでほぼ決まってしまうと言っても過言ではありません。

突き押し相撲の力士は、そのため立ち合いでの当たりに、
四つ相撲の力士に以上に集中する必要があります。
気迫がとても重要なのです。


琴勇輝関は気合を入れるため「ホウ!」と叫んでいるのですね。

「ホウ!」は序二段時代からなんと6年間もやっているのです。

このルーティーンと共に出世してきた訳ですね。



最近では千代鳳関もパフォーマンスをまねているそうですね。

元々はウケを狙うためにやっている訳ではないので、
過去にジャンクスポーツ出演時は困惑されていました。


因みに、琴勇輝関は「ホウ!」の他にも、
時間いっぱいで両手をグルグル回すという動作や
手をパチンと叩く動作も行います。

これらも気合を入れ、立ち合いの一瞬に集中する一連のルーティーンの一つです。


以下はホウも含めた、一連のルーティーン動画です。


【スポンサードリンク】











2016年の春場所ではその気迫も実り、
綱取りの琴奨菊関より終盤戦は目立った相撲をしていました。

以前は突き押しが上位に通じなかった印象も多々ありましたが、
春場所はまさに関取にとってはブレイクスルーの場所でした。

横綱日馬富士を破っての涙の初金星を始め、
12勝という快進撃につながったと言えます。


夏場所は真価が問われると思いますので、
気迫の入った相撲を見せてほしいです。


【スポンサードリンク】










nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

-|琴勇輝「ホウ!」を止める? ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。