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2016-05-14 [2016年5月場所]

6日目の大関豪栄道戦に続いての勝利なるか、
7日目は横綱鶴竜戦です。
突いてよし、組んで良しの横綱相手にいつもの突き押しが通じるのか。

今場所序盤はぜんそくの影響もあって、序盤は苦しみましたが、
相撲内容も良くはなっています。

横綱相手ですが、いつものいい相撲を取る姿勢で臨んで欲しいです。


仕切り前、最近お決まりの「シュッ!」で気合をいれます。

立合いです。

もろ手の琴勇輝関と、前褌を狙う横綱鶴竜。
琴勇輝関が一瞬早く、鶴竜は前褌を取れません。

琴勇輝関の突っ張りに鶴竜も応戦し、
突っ張り合いになります。

DSC_0255.JPG

お互いののど輪が炸裂しています。
激しい応酬です。

付き合いになれば、突き押し一本の琴勇輝関に分があります。
突っ張り合いは琴勇輝関が優勢になります。

ここで、横綱鶴竜はなんとか動きを止めようと、
下から手をあてがいますが、強烈な突き押しを止められません。


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張り手が炸裂します!

DSC_0257.JPG


左に回りますが、勢いは止まりません!
押せ!押せ!琴勇輝!!

そして最後は横綱鶴竜の脚がでました。

DSC_0256.JPG

琴勇輝関の押し出しです!

昨日は立合い失敗と、豪栄道関の叩きによる自爆の要素が強かったですが、
本日は完勝ですね!

それにしても、横綱に突き押しで勝ったのは、自信になりますね。

突き押しを鍛えるために、毎日100回以上の腕立て伏せを行なうそうです。
それが、押し続ける琴勇輝関の相撲を可能にしています。

突き押し相撲は、攻め続けると疲れてしまって、引いたり叩いたりしたくなるようです。

しかし、攻め続けられるのは日々の鍛錬による賜物と言えますね。

明日は7戦全勝の横綱白鵬が相手です。


いい相撲を期待します!


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タグ:横綱戦
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琴勇輝VS逸ノ城 結果 5日目 [2016年5月場所]

夏場所も5日目を迎えました。

昨日の琴勇輝関は平幕の逸ノ城関との対戦でした。

結果はどうだったのでしょうか。

逸ノ城関は一時の勢いこそありませんが、
今場所は横綱日馬富士に土をつけるなど、
力のあるところを見せています。

体重は過去最高の211キロで、これは芝田山親方(元横綱大乃国)の
最高体重と同じであるそうです。

琴勇輝関との体重差が約50kgもあり、
突き押しが通用するのか、見所の一番です。




立合い前、「シュ!シュ!シュ!」と新しいルーティーンで気合を入れる琴勇輝関。
対していつものポーカーフェースの逸ノ城関。

立合いです。

もろ手で行く琴勇輝関。捕まえたい逸ノ城関。
琴勇輝関は、相手が誰であろうと自分の相撲を取るだけです。
あたりは琴勇輝関が早く、2回、3回と突っ張りが命中します。

例え相手が自分より大きいだろうが、
かまわず前に出ます。

その時、逸ノ城関がまさかの突っ張りです。
「押した」という言葉の方が適切と言える動作でしたが、
まさかの突き押しに、琴勇輝関も土俵際まで下がります。

意外な技におどろきを見せたものと思います。

形は不恰好でもこの辺のパワーはさすが逸ノ城関です。

しかし、突き押しで負ける訳には行かないと、
琴勇輝関は一気に前に出ようとします。
押されたなら、押し返すまでです。

ところが、そこで逸ノ城関はまともに叩きます。
こちらも叩きとしては不恰好。
しかも、まとも過ぎて相手を呼び込んでいます。

一気にチャンスが訪れていましたが、
琴勇輝関も攻め急いでいたため、状態が前に行き、
脚ついていきません。

こうなると、上体が流れているため、残すことができません。
結局叩きこみで敗れてしまいました。

正面解説の芝田山親方も、「あと0.5秒相手を見ていれば」
と攻め急いだことを指摘する解説をしていました。

もう少しで結果もついてくるところでした。


押し負けているわけでは無かったために、
ちょっと残念だった相撲です。

逸ノ城関も嫌がったからこそ叩いたわけですし。

これで1勝4敗となりました。

本日は大関豪栄道戦です。
先場所から引き続き好調をキープしているため、難敵です。

挑戦者の気持ちを持って、結果にこだわらず、
いい相撲を取ることを心がけて欲しいですね。

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琴勇輝初日!名言も飛び出した! [2016年5月場所]

今場所待望の初日がでました!
ついでに名言も飛び出しました!

相手は同じ新関脇の勢関、新関脇同士の意地と、
勝ち越しに向けてお互いに負けられない一戦です。


前日熱戦の末大関照ノ富士を破った、
まさに名前どおりに勢いに乗っている、勢関。

方や、ルーティーン(ホウ!)の封印、
そして場所前のぜんそくによる稽古不足や体重減など、
何かと今場所は向かい風の琴勇輝関。

本日も厳しい展開か、と思われました。

立合い、琴勇輝関の突っ張りが炸裂し、前へ前へ!
力強い押しに勢関は土俵を割り今場所初勝利!

決まり手は押し出しでした。

回しを与えず完勝と言える内容でしたね。

取り組みを終えて、名言も飛び出しました。


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琴勇輝関の名言とは



それは、琴勇輝関の取り組み後のインタビューにて、

「勝ち負けは意識していない。いい相撲を取る事=白星だと思っている」はい、名言が出ましたね。

琴勇輝関は、見かけこそ大人びていますが、
まだまだ20代前半の若者です。
それが、何と言う考え方なのでしょう。

この名言は素晴らしいと思います。

どうしても人は結果を求めてしまいます。

仕事、学業、スポーツ・・・競争社会の現代は結果重視の社会でもあります。

そんな中で、「勝てば良い、どうにかして勝つ」
という考えに及ぶのは至極当然かもしれません。

琴勇輝関の相撲は、とにかく自分の突き押しで前に出る相撲です。
勝ちを求めるのであれば、押して叩く、引くといった相撲があります。

しかし、そういった相撲で勝っても一時期は白星が上がるかもしれませんが、
結局長続きしないものです。

自力で勝ったわけではありませんから。
(勿論技術的に素晴らしい引き技があり、引き技全てを否定するわけではありません)

琴勇輝関は、よい相撲という「プロセス」「内容」をとても重視しています。
野球のイチロー選手なども、「プロセス」を大切に、という名言を残されていますね。

結果に一喜一憂せず、内容に拘る琴勇輝関は素敵だと思います。


明日は逸ノ城関との対戦です。
強敵が続きますが、自分の相撲を取る事を目指して、
がんばれ琴勇輝関!

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タグ:琴勇輝 名言
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琴勇輝関 ぜんそくの影響 [2016年5月場所]

夏場所も始まり3日がたちましたが、
琴勇輝関は残念ながら初日がでていません。

昨日は合口の悪い隠岐の海関との一番でしたが、
深い懐に突き押しが通じず、残念ながら負けてしまいました。

今場所は先場所のような迫力が無いように感じますね。
やはり、雄たけび「ホウ!」が無くなってしまった事で、
調子を狂わせてしまっているのでしょうか。

原因は何なのでしょうか。

その原因を語ってくれた人がいます。

3日目のNHK大相撲放送の解説は佐渡ヶ嶽部屋の部屋つき指導をしている、
元琴欧州なると親方でした。

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琴勇輝関は、「ホウ!」の封印に話題が集まりますが、
実は場所前ぜんそくを患っていました。

ぜんそくの影響はあくまで場所前の稽古不足との見解でしたが、 実際は体重10キロも落ちてしまったようなのです。

これが、琴勇輝関の突き押し相撲の破壊力を奪っていたようなのです。

突き押し相撲は、パワーがとても重要ですので、致命的です。

実際報道はされていませんが、
ぜんそくによって食欲も落ちてしまったのだと推測されます。

尚、同放送では、新三役力士の紹介ということで琴勇輝関を取り扱っていました。

関取はインタビューで、地道にパワーをつけた事で、
相手を押し切る事ができるようになったといっています。

それが、6場所連続の勝ち越しや先場所の12勝につながるわけですね。
引き技に頼らない相撲ですので、押し切る力のパワーアップは、
意味があります。

それが活躍できた要因でであったわけです。
フィジカル面がとても重要な突き押し相撲の琴勇輝関ですので、
今場所はぜんそくの後遺症が懸念される所です。

本日は勢関との一番です。

対戦成績も3勝2敗と勝ち越していますが、
昨日の照ノ富士を破った一番など、勢関は右を差すと力がでます。

自力もついて来ている印象で苦戦が予想されますが、
何とか初日を出して欲しいですね!

突き押し相撲は1番勝つと流れも変わりますからね!

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タグ:ぜんそく
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琴勇輝関ホウは出たのか? 初日碧山戦 [2016年5月場所]

仕切り中の雄たけび「ホウ!」封印宣言の琴勇輝関ですが、
夏場所(5月場所)初日の結果はどうだったのでしょうか。

初日は過去3度の対戦がある碧山関です。
身体が大きい圧力のある力士ですね。

突き押し力士同士の熱戦に注目が集まります。

そして、「ホウ」はどうなったのでしょうか。
宣言通りの封印か、こちらにも注目したいと思います。


気になる琴勇輝の取り組みは



初日を迎えるにあたり、琴勇輝関はぜんそくの症状を患っておりました。
過去にぜんそくにはかかったことが無いとのことで、
初めての事だったそうです。

突き押し相撲は体調が一番ですので、影響が懸念されます。


また、場所前に封印を宣言したルーティーン「ホウ!」が
どうなったかにも注目が集まる一番となりました。
メンタル面への影響はどうでしょうか。

関脇は上位と総当たりで当たる番付ですので、
勝ち越すためには平幕にはきっちりと勝ちたいところです。


立ち合い中、ファンの注目は「ホウ!」がどうなるかでした。

ニュースを事前に知っていたファンからは、
仕切り中に「ホウ!」と叫ぶ方もいらっしゃいました。

立ち合い前、果たして雄たけびはどうだったのか...
どうしても注目してしまいます。


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なんと、ホウ!はありませんでした。

宣言通りの封印です。
ルーティーンは6年ぶりに無くなりました。

果たして新生琴勇輝関の相撲はどうなのか!?


琴勇輝関はもろ手からの立ち合いです。
下からあてがう碧山関

001.png

当たりは五分の当たりで、押し込もうとする琴勇輝関。
しかし、上体が突っ込むような形で脚が出ません。
大きい碧山関に押し負けまいと上体に力が入るのでしょう。


懐の深い碧山関は押し込もうする琴勇輝関に対し、
右に回り込みながらの叩きを行います。


002.png

これに足がついていかず、叩き込みが決まり、
新関脇は残念ながら黒星スタートとなりました。


取り組み後、「ホウ!」封印に対してのブーイングもなく、
こちらにはファンも関取の意向を尊重した形と言えます。

ちなみにルーティーン封印の影響について、
本人は否定をしておりました。


黒星発進となってしまいましたが
明日は綱取りの大関稀勢の里との一番です。

大関は初日の内容も良く、厳しい戦いが予想されますが、
自分の相撲を取って欲しいと思います。

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琴勇輝の「ホウ!」とは?

琴勇輝「ホウ!」をやめる?

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琴勇輝「ホウ!」を止める?

ホウ!は琴勇輝関のルーティーンですが、
何と2016年夏場所から止めるという話が出ています。

代名詞であっただけにとても残念です。

関取が序二段のころから慣れしたんだ、
ある意味戦友ともいえる動作であっただけに、
個人的には衝撃が大きいです。

何故止めてしまうのでしょうか。

背景と私個人の見解も踏まえて、
この「ホウ!」問題について記載したいと思います。


ホウ!を止めることについて



琴勇輝関は、2016年5月4日に「ホウ!」を夏場所からやめると、
明言しています。

きっかけは、4月26日の力士会での注意喚起であったようです。
土俵上の所作の乱れに対して、審判部から力士に対して指導が入ったようで、
「ホウ!」に対する指摘も、その際幹部の一人から為されたようなのです。


この「ホウ!問題」ですが、実は1年前も起きていました。

2015年に当時前頭12枚目であった琴勇輝関は横綱白鵬に雄たけびに対して、
注意を受けています。

横綱といえば相撲界のトップです。
相撲界は年功序列ではなく、番付けが上か下かで立場が変わる実力社会です。

その頂点に立つ横綱、しかも優勝36回の大横綱白鵬の注意喚起に対しても、 琴勇輝関はホウ!と叫ぶことを止めませんでした。

当時は自分のルーティーンを優先したのでしょう。
普通であれば、現場のトップである白鵬に注意を受ければ、
ビビッて従ってしまうものだと思います。

しかし、自分の信念を曲げず、雄たけびを続けていました。
ハートの強さが伝わるエピソードだと思います。


それがここにきて、審判部からの注意を受け入れたのは何故なのでしょうか。

私は琴勇輝関の出世と関係していると思います。


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琴勇輝関の考え



今回の「ホウ!」を止めることに関してですが、
私は関取の出世が強く関係していると思います。

先場所の大勝(12勝)で番付は初の関脇となりました。
小結を飛ばしての昇進なので、大出世です。

平幕から関脇という役力士になります。

この関脇という地位は、師匠の佐渡ヶ嶽親方(元琴の若)の
最高位番付でもあります。

琴勇輝関は師匠をとても信頼していると聞きます。

その師匠がやっとの思いで到達した地位ですから、
とても重みのある番付と考えているのではないでしょうか。


琴勇輝関は、「切符のいい相撲をみてほしい」とコメントしています。
そして「言われたことを受け止める姿勢が大事」とも言っています。

平幕12枚目の時は、自分の事だけを考えていたと思いますが、
昇進もしたことで、大人になったのだと思いますね。

上を目指す下の力士たちを意識してのコメントに見えます。

模範となろうとする姿勢が見て取れます。

地位が人を育てると言いますが、まさにそんな感じなのでしょう。


いい相撲をとって、
取り組みでお客様に喜んでもらうのが一番です。

ホウ!を封印してしまうのは確かに残念ですが、
コメントにもあるように、相撲で魅せてほしいですね。

関脇が強い場所は盛り上がると言います。

今日からまた荒々しい相撲で、関脇らしい相撲を取って欲しいです!

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琴勇輝の「ホウ!」とは?


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琴勇輝のホウ!とは?


琴勇輝関といえば、その代名詞に「ホウ!」があります。
ホウ!とは何のことでしょうか。

ホウ!はご存知の方も多いと思いますが、
立ち合い前の仕切り中に行われる、琴勇輝関のルーティーンの事です。

時間いっぱいを迎えるにあたり、
大相撲ではよく力士毎に特徴のある動作をすることがあります。


有名なところでいえば、元高見盛の振分親方の「ロボコップ」があります。
気の小さい高見盛が気合を入れるための動作なのですが、
いつしかユニークなパフォーマンスとしてファンの間に定着しました。
*本人は本気でやっていますが


同じ佐渡ケ嶽部屋で言えば、
兄弟子の大関琴奨菊の「琴バウアー」も有名です。

こちらも昔からやっていた、仕切り前のルーティーンの一つでしたが、
琴奨菊関の快進撃とともに一躍有名になりました。
ちなみに琴奨菊関は沢山のルーティーンを持っているそうです。


琴勇輝関もそんな兄弟子の琴奨菊関の影響を受けてか、
ルーティーンの一つとして「ホウ」を入れています。

それでは、何のために「ホウ」を入れているのでしょうか。



琴勇輝関ホウの理由




琴勇輝関の相撲は、突き押し相撲です。
相撲は立ち合いの当たりがとても重要と言われています。

中でも突き押し相撲では、
立ち合いの当たりでほぼ決まってしまうと言っても過言ではありません。

突き押し相撲の力士は、そのため立ち合いでの当たりに、
四つ相撲の力士に以上に集中する必要があります。
気迫がとても重要なのです。


琴勇輝関は気合を入れるため「ホウ!」と叫んでいるのですね。

「ホウ!」は序二段時代からなんと6年間もやっているのです。

このルーティーンと共に出世してきた訳ですね。



最近では千代鳳関もパフォーマンスをまねているそうですね。

元々はウケを狙うためにやっている訳ではないので、
過去にジャンクスポーツ出演時は困惑されていました。


因みに、琴勇輝関は「ホウ!」の他にも、
時間いっぱいで両手をグルグル回すという動作や
手をパチンと叩く動作も行います。

これらも気合を入れ、立ち合いの一瞬に集中する一連のルーティーンの一つです。


以下はホウも含めた、一連のルーティーン動画です。


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2016年の春場所ではその気迫も実り、
綱取りの琴奨菊関より終盤戦は目立った相撲をしていました。

以前は突き押しが上位に通じなかった印象も多々ありましたが、
春場所はまさに関取にとってはブレイクスルーの場所でした。

横綱日馬富士を破っての涙の初金星を始め、
12勝という快進撃につながったと言えます。


夏場所は真価が問われると思いますので、
気迫の入った相撲を見せてほしいです。


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